本記事では、Rakuten系サービスを装った詐欺とフィッシングメールの目的、フィッシングメールに騙されないために気を付けたいこと8選について詳しく説明します。
増加傾向にあるフィッシングメール詐欺
近年、インターネットの進化に伴い、フィッシングメールが増加傾向にあります。
フィッシングメールとは、メールの送信者が偽装され、メールの内容も偽りの情報が記載されています。
このようなメールを受け取ってしまうと、個人情報や金銭を詐取される危険性があります。
受け取りだけなら問題ないのですが、添付されたURLなどから偽サイトにアクセスし、ログイン情報を入れることでその情報が盗まれることに。
フィッシングメールの目的
フィッシングメールの目的は、主に個人情報や金銭の詐取です。
偽装されたメールを受け取った人が、書かれた内容に従って個人情報を入力したり、偽のサイトにアクセスしてログイン情報を入力したりすると、それらの情報がそういった業者に渡ってしまいます。
また、偽装されたメールには、悪質なウイルスやマルウェアが添付される場合もあり、それを開くとデータが盗まれたり、パソコンが乗っ取られたりする危険性があります。
詐欺に引っかからないための対策
対策
- 不審なメールは開かない。
- リンクをクリックしない。
- メールの送信者が不明な場合は開かない。
- リンクをクリックする前に、そのリンクのURLを確認する。
- 詐欺メールかどうかを確認するために、公式サイトやお客様サポートに問い合わせる。
- ログイン情報や個人情報を求められた場合は絶対に入力しない。
- パスワードは複雑なものにする。
- パスワードは定期的に変更する。
- パスワードは使いまわさない
これらの対策をしっかりと行うことで、フィッシングメール詐欺から身を守ることができます。
しかし、常に新しい手口が出てくるため、最新の情報を収集し、常に注意を払うことが必要です。
特にパスワードの使い回しと不審なメールを開いて偽サイトにアクセスし情報を入力することに気を付けるべきです。
パスワードの使い回しというのは、例えばA、B、Cというサービスがあってそれぞれ同じパスを使うこと。
管理は非常に簡単になりますが、ひとつ情報が漏れると、詐欺業者は総当たりで様々なサービスのログインを試みようとし、そのままログインできたものは乗っ取るといった手口で不正利用されるケースが昨今急増しているようです。
【一覧】楽天カードやe-NAVIを装う迷惑メール【まとめ】
App Love Netによれば下のような例があるそうです。
この一覧は楽天カードやe-NAVIを装ったものなので、市場や証券などはまた別に存在します。
一覧
- 楽天カード ログインアラート通知
- 「急ぎの業務がありますのでご注意ください。」
- 【速報版】カード利用のお知らせ(本人ご利用分)
- 【重要なお知らせ】楽天本人確認などを措置取らせていただく必要がございます。
- 「お客様のアカウントは楽天e-NAVIを更新できませんでした。」
- 「あなたのアカウントは異常行為で制限されています」
- お客様の楽天カードが一時停止されております
- 【楽天】あなたのアカウントを確認
- 【楽天カード】ご請求予定金額のご案内
- お使いのアカウントを一時的に停止しました。
- お支払い金額のご案内(お支払い金額の無い方にもご案内しております)
- カードの利用確認に関するお願い
つまり、非常に多くの迷惑メールが存在しているということに。
種類も増加しているため、今後さらに増加していくでしょう。
【2023年最新版】楽天e-NAVI/楽天カードを騙る迷惑メール・SMS詐欺まとめ一覧
まとめ
フィッシングメール詐欺は、増加傾向にあります。
個人情報や金銭を詐取される危険性があるため、常に注意を払う必要があります。
不審なメールは開かず、リンクをクリックしない、メールの送信者が不明な場合は開かない、詐欺メールかどうかを確認するために、公式サイトやお客様サポートに問い合わせるなど、対策をしっかりと行うことが大切です。
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